【マーチン D-28風ギターマスコット】の作り方
【マーチン D-28風ギターマスコット】はこのようなマスコットです。
- PDFファイルをダウンロードして[A4]用紙に[等倍](拡大、縮小無し)で印刷してください。
- 型紙のダウンロードは無料です。型紙および型紙で制作した作品の商用利用はご遠慮ください。
- 型紙使用でいかなるトラブルが発生しても当方は一切責任を負えませんのでご了承ください。
必要なもの
※フェルト、刺繍糸の必要数は売っている最小単位(1枚、1束)で記載しています。実際に使う量は型紙を参照してください。
- カラーフェルト・1mm厚【各1枚】
- 「クリーム色」
- 「茶色」
- 「こげ茶色」
- 「黒茶色」
- ハードフェルト・1mm厚【各1枚】
- 「黒色」
- 「茶色」
- 「白色」
- 「ベージュ色」
- 刺繡糸【各1束】
- 「クリーム色」
- 「茶色」
- 「こげ茶色」
- 「黒茶色」
- 「銀色(弦用)」
- 手芸用ボンド(又は木工用ボンド)ノズルが細いもの
- ハサミ
- デザインナイフ
- 縫い針
- セロテープ
- のり(スティックタイプ)
- ピンセット
- 目玉クリップ
- マジック(細字)
- 綿
- ボール紙(0.5mm厚くらい)
- 2重カン
- ティッシュペーパー
[ホール][ペグ表][ペグ横]をポンチで打ち抜いて作る場合
- 穴あけポンチ(2.5mm)ペグ表
- 穴あけポンチ(4mm)ペグ横
- 穴あけポンチ(13mm)ホール
- ポンチ用下敷き
- ポンチ用ハンマー
「ボール紙」の型紙をボール紙にのりで貼り、切り取る。
ボール紙にのりで貼り、のりが乾いたら各パーツを太線の外側に沿って切り取ります。


「画用紙」の型紙を画用紙にのりで貼り、切り取る。
画用紙にのりで貼り、のりが乾いたら各パーツを太線の外側に沿って切り取ります。


赤点線部をデザインナイフの背側でなぞる。
折りやすくするため、下記パーツの赤点線部をデザインナイフの背側でなぞります。「2」のパーツはなぞったあとに赤点線部で少しだけ谷折りして下さい。

「ボディ表」の黒点部に穴を開ける。
黒点部(6箇所)すべてに針をさして穴を開けます。※針でケガしないよう十分に注意してください。

「ボディ側面」に曲げ癖をつける。
山、谷、の線を目安に、「ボディ表」の輪郭に合うように曲げ癖をつけます。端の部分は切り込みを入れて外側に折ります。

「ボディ表」に「ボディ側面」を接着する。
「ボディ側面」の端から1.5cmくらいボンドをつけて「ボディ表」の裏側にフチを合わせて接着します。端は赤矢印に合わせてください。※ボンドをつけて20秒ほど待ってから接着すると良くつきます。

少しずつボンドをつけて「ボディ側面」を全て接着します。※フチをしっかり合わせてください。


全て接着したら接着部にボンドを塗ります。※はみ出した余分なボンドはティッシュペーパーでふき取ってください。

フェルトを切る。
フェルトは[型紙&フェルトの切り方]を参照しフェルト又はハードフェルトを型紙通りに切り取ってください。※「ボディ表」「ナット&サドル、フレット」「ペグ横、ペグ表、ホール」の切り取りは下記を参照してください。
※フェルトはパーツ名称が分かるように保管してください。
ボディ表の切り取り方
「ボディ表」は型紙をフェルトに貼った後、切り取る前に「ブリッジ」をボンドで接着してください。

「ナット&サドル、フレット」の切り取り方
「ナット&サドル」の型紙を赤線で切り取りフェルトに貼ります。下記を参照して「サドル(長い方)」を切り取ってください。「ナット(短い方)」も同様に切り取ってください。※「フレット」も同じようにして切り取ってください。

※「サドル(長い方)」「ナット(短い方)」「フレット1,2,3」が分かるように保管してください。
「ペグ横、ペグ表、ホール」の切り取り方
「ペグ横、ペグ表、ホール」はポンチで抜くか、型紙で切り取ってください。※「ペグ表」は小さくて切り取ったあとにいびつな形になることが多い(ほとんどすべて)のでハサミで慎重に修正してください。
「ボディ表」に「ボディ表」を接着する。
「フェルトーボディ表」を裏返して「紙ーボディ表」を接着します。※フェルトのはみ出しがどの部分も同じになるように接着してください。

「弦」を通す。
「銀色」の刺繍糸を20cmほどに切り、針に通して玉結びをして裏側から穴に通します。全ての穴に糸を通してください。

「ボディ裏」を接着する。
①「ボディ側面」のくぼみの部分より上側にボンドをつけて「ボディ裏」をフチを合わせて接着します。※外側から指で押さえたり、「ボディ側面」下側からピンセットを差し込んで内側から押し出したりしてフチを合わせてください。
①が乾いたら②へ(左下側も接着)②が乾いたら③へ(右下側も接着)

全て接着したら接着部にボンドを塗ります。※はみ出した余分なボンドはティッシュペーパーでふき取ってください。

綿を入れる。
下側からピンセットで綿を入れます。※「ボディ裏」と書いてある所を指で押して綿の弾力を感じるまで入れてください。
綿を入れ終わったら外に折っていた部分を戻して「e」パーツをボンドで貼ります。

2重カンを縫い付ける。
「フェルトーボディ側面」の点を入れた所に2重カンを縫い付けます。※「丸カン」の縫い付け方を参照してください。

「フェルトーボディ側面」を接着する。
「側面」の上側にボンドを塗り、「フェルトーボディ側面」の2重カン側の端を赤矢印に合わせて接着します。※フチから2mmくらいはボンドを塗らないでください。※「フェルト」の左右のはみだしを均一にしてください。

ボンドを付けて残りの側面を接着します。※上部はピッタリの長さになるように、しるしを付けて端を切って接着してください。
※しるしは切り取る側に付けてください。

「フェルト」を縫う。
「クリーム色」の刺繍糸で「ボディ表」と「ボディ側面」をブランケットステッチで縫います。※針を斜めにさして縫ってください。
※以降のフェルトの縫い合わせは全てブランケットステッチで縫ってください。

裏返して「フェルトーボディ裏」を接着し、「茶色」の刺繍糸で「フェルトー側面」と縫い合わせます。

「紙ーネック」を作る。
画用紙の紙パーツ「a」を下記を参照して組み立てます。※接着部にボンドを塗ってください。

ボール紙の「a」「a’」を接着し、綿を入れてフタを接着します。
※綿は小さくギュッと丸めると入れやすいです。

「紙ーヘッド」を作る。
画用紙の紙パーツ「b、c、d」を下記を参照して組み立てます。※接着部にボンドを塗ってください。
※綿は小さくギュッと丸めると入れやすいです。

「フェルトーネック」を作る。
フェルトの「ネック、指板、ヘッド」を「黒茶色」の刺繍糸で下記①②③を縫います。※糸は①~③まで切らずに続けて縫ってください。



「茶色」の刺繍糸で「ネック」どうしを縫い合わせます。

「ネック」を作る。
「フェルトーネック」に「紙-ネック」をさしこんで縫い閉じます。※下記「①縫う」は「黒茶色」、「②縫う」は「茶色」の刺繍糸で縫ってください。

「紙ーヘッド」を接着する。
「紙ーヘッド」にボンドを塗ります。尖った部分をめくり「紙ーネック」に接着します。※接着後に接着部にボンドを塗ってください。

「ボディ」に「ネック」を接着する。
「ボディ」に紙パーツ「1」を置き、ネックの接着面にボンドを塗って「ボディ」の中心になるように接着します。

「サドル」「ホール」「ピックガード」を接着する。
「ブリッジ」の弦のキワにボンドを塗り、「サドル」を接着します。
「ホール」を「ネック」から1mmほど離して中心の位置にボンドで接着します。
「ピックガード」を「ホール」の横に1mmほど離してボンドで接着します。

「フレット」を接着する。
紙パーツ「2」の「縫い目➡」を「ヘッドーネック」の縫い目に、上の黒線を「ネック」の幅に合わせて「ヘッド表」にクリップで留めます。
1,2,3の赤線の位置の「指板」にボンドを塗り、「フレット1,2,3」を接着します。

「弦」を「ヘッド表」に通す。
「ボディ」に通していた「銀色」の刺繍糸を再度、針に通します。紙パーツ「2」の上部赤線の下に刺して「ヘッド表」に糸を通してください。

「弦」を接着する。
通した刺繍糸がピンと張るまで引いて「ボディ」の裏で押さえます。「ヘッド」をクリップで留めて糸を固定し、糸の上からボンドを塗ります。ボンドが乾いたら「ヘッド」のフチで糸を切ってください。

「フェルトーヘッド側面」を接着する。
「紙ーヘッド」の側面に「ヘッド側面」を接着します。端を合わせて接着してください。※最後の辺はピッタリの長さになるように、しるしを付けて端を切って接着してください。
※しるしは切り取る側に付けてください。

「ヘッド表、ヘッド裏」を縫う。
「紙ーヘッド」にボンドを塗り、「ヘッド表」を接着して「こげ茶色」の刺繍糸で縫います。

「ネック」の尖った部分をめくり、「紙ーヘッド」にボンドを塗ります。「ヘッド裏」を形を合わせて接着して「茶色」の刺繍糸で縫います。
「ネック」の尖った部分にボンドを塗って「ヘッド裏」に接着します。

「弦」「ナット」を接着する。
6本の「弦(刺繍糸)」の間隔をそろえて「フレット」にボンドを塗ります。
「ヘッド」と「ネック」の縫い目の「ヘッド」側にボンドを塗り「ナット」を接着します。

「ペグ表」を接着する。
「ヘッド」にボンドを付けて「ペグ表」を接着します。

「ペグ横」を接着する。
「ペグ横」2個を重ねて接着します。ボンドが乾いたらデザインナイフで真中を切って2つに分けてください。
「ヘッド」の側面にボンドを塗り、上記の「ペグ横」を接着します。

完成です。

